Infinito Nirone 7

白羽の矢を刺すスタイル

プレゼンテーションのなかでコードを乗せるときのノウハウ

と言いつつ、自分は単に JakeWharton 氏がよくやる手法を真似しているだけなんだけれども。

プレゼンテーションの中でコードを取り扱うと、どうしてものんべんだらりとした感じになってしまって、 どこが重要なのか分かりづらくなることがある。特に、話の流れでフォーカスすべきところがどんどん変わっていくようなページだと、 ちゃんと聞き漏らさないようにしてないと、今どこのコードのことを言っているのか分からなくなる。

勿論、そんな長いコードをプレゼンに貼り付けるな!という意見もあって、それは確かにもっともな意見なんだけれど、 それはそれとして、短いコードスニペットでも、ここが重要なんだ!というところに注目されるように作るのは大事なことだと思う。

そこでどうするかというと、注目して欲しいコードの部分以外の文字色を背景とほぼ同化するくらいまでに設定してしまう。 で、全部が同じ文字色のページと、(結果的にそうなるという意味で)コードをハイライトしたページを分けておいて、 適当にフェードかなにかでページのトランジションをしてやると、うまい具合にコードに注目が集まる、という寸法だ。

JakeWharton 氏はおそらく、箇条書きの表示の切替え(追加で出てくるやつ)の各段階ごとにページを分けているか、 あるいは PDF 出力のときにそういうオプションで出力しているように思われる。

自分はもっと過激に文字色の不透明度を下げまくっている。ハイライト部分以外は10%とか20%とか。

ページのトランジションは普段あまり使わないけれども、こういうトリックを使おうと思うと重宝する。