Infinito Nirone 7

白羽の矢を刺すスタイル

DroidKaigi 2018 やっていきed

「やっていき」だと未来の話だけど、やっていきが完了した話はどうやって言うのがいいか分からなかったので、edをつけてみました。

はい。DroidKaigi 2018 が無事に終わりました。自分の参加歴はスピーカーとしては 2 回目・スタッフとしては 4 回目(フル参戦)です。

自分の中での一番のハイライトはやはり、Romain Guy 氏と Chet Haase 氏と話ができたこと。今でもまだまだ英語力は足りなくて、このお二人のような気の利いたジョークは日本語でもままならないなって感じもするんですが、何はなくともとにかくいつも YouTube 等の画面の向こう側にいた「めちゃくちゃ話しを聞きたい人たち」が、自分の目の前にいていつでも話ができる状況にとてもテンションが上りました。たとえどんなにミーハーであろうとも、そして実際話したことはエンジニアリングとはあまり関係のないほぼ世間話のような内容だったとしても、これまでで一番貴重な体験になったようにおもいます。

スピーカーとしては、開催一週間くらい前までウンウン悩んでた資料がうまく(?)まとまって、当日は自分のよく知る話をひたすら 50 分ぶっ通しでやる実績を解除しました。去年は 30 分でしたが、今年はもう少し掘り下げたところも話しつつ全体像も捉えられるようにまとめて 50 分となりました。

speakerdeck.com

最後の最後、まとめで「これ実は Android Auto だけが使ってる話じゃないんだよね」と言うことで、タイトルが「Android Auto」である意味を盛大にひっくり返してしまいましたが、今思い返してもよくまぁこんなに内容てんこ盛りにしたなぁと自分でも思うので、次はやりすぎない程度に濃い話ができるようにしたいです。今後の目標は、どこかで完全英語版の発表をやることです。資料だけでなくスピーチも英語にするのが目標です。いやでも、過去に海外で完全英語版のプレゼンはしたことあるな……

年々 DroidKaigi の規模が大きくなってきており、それは参加者数だけでなく、会場の規模も、DroidKaigi に協賛してくださる企業の数も、そしてスタッフの人数も大きく成長し続けています。スタッフとしての事前の準備では会議を重ねて情報を共有し、知見のストックを Kibela で管理する流れが今年から導入されました。また、当日はインカムでものすごい量の情報があちこちから飛び交うので、大事な情報が流れていってしまわないよう運営アプリを作りました。各セッションルームの状況だったり、司会の人が話す内容の共有だったり、その他スタッフ全体に共有する情報を Push したりする目的でつくってみました。アプリの性質上公式アプリのように Google Play Store では公開していませんが、わりと公式アプリと同じような作りになっている部分もあったりします。技術カンファレンスの運営にカンファレンスで習得した技術を導入するというのは、言われてみればそういう目的でカンファレンスが開かれているのだから自然なことのようにも思いますが、今振り返ってみると結構面白い体験でした。

全日程が終了し、いろいろな方が思い思いの打ち上げを楽しんでいるのも見届け、今日は DroidKaigi Day3 ということで最後のお片付けをしました。カンファレンスで使う機材や資材には、会場からお借りしているもの・レンタル業者に依頼して借りているもの・自分たちが所有して使っているもの等といろいろあります。借りたものは所定の手順で返却をすればよいのですが、自分たちの所有しているものは自分たちで持って帰るか処分する必要があります。ある程度は宅配便等で保管場所に送ることもできますが、中には自分たちで倉庫に運ぶ必要のあるものもあります。今日はそういったものたちを運ぶ、ロジスティクスのお仕事の日でした。ハイエースクラスの車を運転した経験がここでいきるとは思ったこともなかったですが、これも貴重な体験でした。

また次回もやっていき!!